史実を元にした・・・?
ゾディアック レビュー:
10点中4点 
1968年から1974年までにアメリカ合衆国で起きた連続殺人事件を題材に「セブン」の監督、デビット・フィンチャーが映画化した作品である。
冒頭から、1960年代の雰囲気で始まるこの映画。音楽からセットから人物像まで上手に作られている。そこら辺の映像手腕はさすがデビット・フィンチャーと言った所。但し、3時間近くの映画として見た時に、ストーリーの見せ方がいつもの監督の見せ方とは違ってる様に思える。
坦々と描かれる殺人と人物模様。暗号の見せ方。基本的に何処に焦点を当てたいのか分からない。史実を元にしているからかどうかは分からないが、もう少しテンポ良く見せて欲しいなと私は思う。
そして、それ以上に何が言いたかったのか分からない。残り30分間の見せ方と直下していく様は面白かったのに、結局その終り方かよって言ってしまいたい終わり方。少々、観客を置き去りにしてしまってる感が否めない。
やはり、史実を元にしてるとしても、観客に考えさせる様な見せ方をして貰いたかったなと私は思う。結果がどうであろうとそれなら納得出来たのではないだろうか。デビット・フィンチャー最新作として期待した割にはちょっと肩透かしをくらった様な印象だった。この映画に何かを見いだせる人なら楽しめるかも知れない。


よろしければ、応援していただけるとありがたいですm(--)