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映画じゃないけど、映画以上のクオリティーなんで、レビューします。

攻殻機動隊 S.A.C Solid State Society 考察レビュー:10点中8点

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ついに、始まったアニメ版「攻殻機動隊」の第三弾。今回は、今までの連続形式ではなく、105分という映画並みの長篇として誕生。前作の2年後が描かれている。(なお、攻殻機動隊がなんなのかは割愛する。)

さて、この作品を一回で理解するのは毎度の事ながら難しいので、見る人を選ぶアニメであることは変わりないが、それでも、率直的感想としては、やはり期待を裏切らない出来栄えで、素直に面白い。105分という時間制限の中でどれだけ今までのアニメ版に近づけるのかとちょっと心配していたが、上手に作られているのではないだろうか。少々、映画の冒頭部分がいきなり過ぎて置いてけぼり感を感じてしまうのは否めないが、それでも、現代の社会問題を切り口に物語を収束していく見せ方はやはり上手い。物語としての「意思」がしっかりしている。「傀儡廻」という今回の敵の存在と草薙素子の存在、この二人が織り成す今作のシナリオは俊逸である。もちろん、トグサの成長、バトーの存在、タチコマ・・・見せ方の上手な完成度の高いシナリオである。

但し、個人的には、真相(ラスト)に疑問符がついてしまった。この真相(ラスト)を用意して良いのだろうか。少々、反則気味ではないか?まあ、それは見る人それぞれの問題であるが、賛否が分かれるのではないだろうか。もはや、攻殻機動隊も限界がきたのかなと思わせてしまうラスト・・・。というか、原作のオマージュかな・・・?
(詳しい解説は一番下にある、続きを読むをクリックして下さい。)

オマージュと言えば、今回の作品は、劇場版「攻殻機動隊」のオマージュにも見て取れる作品に仕上がっている。いろんな場面で劇場版に似た場面が多くある。今回の敵「傀儡廻」は「人形使い」を模倣しているだろうし、他にも少佐の飛び降りるシーン、台詞など・・・。今から見る人は注目して見てはどうか。

とにかく、また楽しませてもらいました。それでは、次回シリーズにまた期待を馳せながら待ちましょう。新たな「Society」が出来ていくように・・・新たな「傑作」が産まれることを期待しながら・・・。

             






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・結局の所、「傀儡廻」は誰だったのか?

それは、草薙素子の意思の並列化のし過ぎによる、集団的深層無意識から産まれた「Society」そのもの。つまり、草薙素子が産み出した思念体(身勝手な正義感の悪の部分?)のようなモノに老人などの多くの意思が入り社会化(共同体を形成)したものである。その「傀儡廻」が草薙素子を乗っ取ろうしていたということ。
→バトーとタチコマは、それを隠す。正しいのかは別として少佐への愛を感じる。

・この映画の伝えたいこと。

もちろん、少子高齢化の問題が一番の大きなテーマであると思うが、結局の所、荒巻の台詞「我々は自らを律するルールの中で不条理に戦うしかない」→草薙素子の台詞「規範なき行為はまた行為として成立しない」→トグサの台詞「願わくば成長した彼らが個のポテンシャルを上げて我々が出せない答えを見つけて欲しい」つまり、今のままでは、その規範的組織の中で変えられない状況のまま生きていくしかない。だからこそ、未来を考えて欲しいということではないだろうか。

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画





私も攻殻機動隊SSSを見たのですがどういう見解であったのか他人と意識を並列化(笑)したくてレビューサイトを探し回っていたのですが自分と同じような解釈があなたからは見られました。
ありがとうございます笑
【2006/09/05 01:14】 URL | さつ #-[ 編集]

>さつさん

こんにちわ。コメントありがとうございます。解釈は色々あるとは思うんですけど、私と同じような解釈をされている方がいて少し自信が付きました。こちらこそありがとうございました。やはり、意識の並列化は重要な事ですね(笑)
【2006/09/05 08:38】 URL | ボレロ #VF9h7BGM[ 編集]















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