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昨日、重要な判決が出ました。

・「時効」の壁、28年前の殺人で損害賠償は?…判決へ

・28年前の殺人事件、時効で賠償も認めず


刑事事件としては、15年という時効により刑事責任を追及できない。では、民事として責任を追及できるかというのがこの事件である。

民事では、民法723条により20年という範囲において、損害賠償の請求権が認められている(一部)。この除斥期間の起算点がこの判決の争点になる。

裁判長は、「一連の不法行為と評価するのは可能だが、殺害とその後の行為では質が大きく異なり、軽い方の行為が続いているからといって重大な不法行為についての除斥期間の起算を遅らせることはできない」と判断し、賠償請求を退けた。

さて、ここで疑問が生じる。確かに、殺害とその後の行為では質が異なる(被害者の心情として異なるかは別だが)。では、重大な不法行為が認められないとして、軽い方の行為はどうなるんだ?そちらに、不法行為責任は認められないのか?

それが、{「2年前まで遺体を隠し続けたことで故人を弔い、しのぶ権利を奪った。敬愛・追慕の念も侵害した」として男に慰謝料など計330万円の支払いを命じた。}になるのであろうか。

些か、被害者の心情を考慮しないこの判決に?がつく。もう少し、緩やかに解しても良いのではないだろうか。時効という制度への疑問はいつも付き纏う。なんのための時効か?もう一度、立法趣旨を考え直すべきではないだろうか。個人的には、民事において20年という時効制度を定めるのはナンセンスであるとしか思えない。723条には、損害及び加害者を知ったときから3年間行使しない時は時効によって消滅すると書かれてもいる。これで、十分回避可能だと思うのだが・・・とりあえず、控訴審の結論を待とうか。






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テーマ:法律全般 - ジャンル:政治・経済





この判決は私もニュースで見ました。

私は勉強不足で、これまでどのような判例があったのか全然知らなかったんですけど、
「330万円支払え」っていうのはこれでも「画期的判決」らしいですね。
でも被害者遺族の方々にとってはとても納得できないでしょうね…。
私も今後の成行きに注目してみます。
【2006/09/30 00:29】 URL | リン #-[ 編集]

>リンさん

こんばんわ!

やっぱり、法律に興味持ってくれるのは、リンさんだね~^^コメントありがとう。実は、俺も全然分からないよ(笑)でも、重要な判決だし、自分の考えだけでも書いとこうかと(笑)これからの動向に注目だね。就職したら、法律と向き合う事も少なくなるだろうけど、出来るだけ、離れないように頑張ろうと思うよ。
【2006/09/30 21:21】 URL | ボレロ #VF9h7BGM[ 編集]















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「殺人罪は時効でも不法行為で損害賠償(女性教諭殺害)」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。ぜひ、読み比べてみてください。 =200... ブログで情報収集!Blog-Headline【2006/09/27 16:35】

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