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すごい、風と雨だったな。

今日は、夜中に友達と自主製作映画作りの話が持ち上がり、友達が家に来た。その前に、1時間30分ぐらいで脚本?を書いてみたんだけど、我ながら初めて書いたにしては上手に書けたんじゃないかなと思って、友達に見せたんだけど・・・

案の定、駄目だしをくらいました。

理由は、映像化するには、面白みが無い。もう少し、演出とかの具体的な部分を見せてくれと・・・。

いや、それ監督のお前の仕事じゃないのか?と言ってやりたい所だが、確かに、小説みたいに書いてしまったのは否めないし、演出を考えるには、難しいのは確か。しかも、その友達曰く、原作を壊したくないんだそうな。

まあ、ご尤もですね。

冷静になって読み返すと、けっこう恥ずかしいんだよな。「別れ」の哲学的意義を見せて、人それぞれ色んなことを考えてもらえるような映画にしたかったんだけど・・・。言葉を映像化するのは、極めて難しい。とりあえず、これを基にもう少し、演出の部分を考えてみようと思う。

ちなみに、脚本というよりかは、小説に近いんですけど、記念に載せときます。興味ある人だけ読んで下さい。(10分ぐらいの映画です。)


              「別離」

周りは静かで静寂に包まれている。聴こえるのは、エンジンの騒音とCDから聴こえる、洋物のロックだ。俺の隣には、もの哀しげな女が一人。俺も女も何も話さない。国道を10キロも奔ると、女が口にした。
「ねぇ、音、煩いんだけど・・・」
 初めの一言がそれか・・・。俺は、そう思いながら、口にしないでスピーカーから聴こえる音のボリュームを切った。今度は、本当に静寂に包まれる。そして、俺は言う。
「お前、これからどうするんだ?」
女は答える。
「知らないわよ、そんなこと。」
「・・・」
俺は、アクセルを踏み込む。どこに向かうでもなく車を走らせる。無言は続く。俺は、この緊迫した車内が無性に嫌になってきた。とにかく、どこかで降りよう。


 俺は、たまに変な事を考える時があるんだ。人はなんで別れがあるのに生きてなきゃいけないんだって・・・。答えなんか出るわけないだろ・・・。いつだったか、別れが人を強くするって言った奴がいたけど、そんなの心が強い奴か、現実逃避する奴だけだろ。実際、別れなんてない方が良いって奴の方が多いに決まってる。多くの人が、別れを繰り返しすぎて、麻痺してやがる。別れが別れで無くなったとき、人は人を捨てているに違いない。俺はそう思うんだ。降り積もる現実の中で、別れが別れで無くなる。それ以上に恐いものは俺には無い。唯、別れを拒否する・・・。そんなことを考える俺を振り返ると、いやに淋しくなる。俺は弱いのかな・・・


車を走らせているうちに、どこかの夜景スポットらしい場所に行き着いた。俺は、ここで一息つこうと考えた。車が停車する。俺は何も言わずに、車を降りた。女も何も言わずに車を降りた。ジーンズの後ろポケットから煙草と100円ライターを取り出して、火を点けた。一服して気持ちを落ち着かせた。女は何も言わずに夜景を見ている。俺は、そんな女の後ろ姿が妙に美しいと思った。そんな事を考えていたら、突然、女が何かを言った。でも、あまりにも小さすぎるその声は、俺には届かなかった。俺は問い掛ける。
「なんて言ったんだ?」
 女は何も答えない。俺は、女が言った事を考えてみたが、何も思いつかなかった。そして、時間だけが流れる。二人でその夜景を無言のまま見詰めていると、女が、また口を開いた。今度は、聴こえるように。「帰ろうよ。」
 俺は、女の言葉に何の気の利いた台詞も言えずに、「ああ、そうだな」とだけ答えた。


 俺と女の関係は、なんでもない唯の友達だ。俺が此処に存在して、女が其処に存在していただけだ。唯それだけの事が、俺にはあまりにも辛すぎた。俺は、明日、この場所を去る。女は何も言わず、俺も何も言わない。それだけで良いのかも知れない。ふと、俺は別れを理性で理解し始めたのかもしれない・・・。


新幹線がもうすぐ出発する。友達が俺を見送りに来てくれている。
「頑張れよ」
「期待しているぜ」
友達は、そんなことを言って、俺は適当に相槌を返していた。もちろん、そこに女はいない。俺と女の別れはあの時に既に終っている。そうなんだ、俺は本当の意味の別れを理解してしまったのかもしれない。出発の時間が来る。
「じゃあな」
 俺は、そう言って、振り切るように、新幹線に乗り込む。


あの時、彼女が口にした言葉がなんだったのか。それは、もう確かめようが無い事実。それは、きっと重要な事。哀しい事。知りたいとも思う。でも、俺は知らなくて良いと思った・・・。

テーマ:大学生日記 - ジャンル:日記





もう一回さらっと読んでみたんだけど、一体どうやって映像化しようか悩む所だ。
何処まで、説明を入れて理解させようとするのかが解んないと何とも作りにくい。其処は俺が考えるのは違うと思うんだ。

文章の作品としては成立していると思うんだけどね。。

しかし、俺偉そうだな(ーー;)
そして俺も今必死こいてます。
【2006/10/12 17:47】 URL | ドリップ #-[ 編集]

>ドリップ

う~む。まあ、俺も今は既に迷走状態。この脚本はなかったことにして、普通に演出から考えていこうかと・・・

映画は難しいな・・・
【2006/10/12 23:38】 URL | ボレロ #VF9h7BGM[ 編集]

どもでーす。
ボレロさんの初脚本、読ませていただきました!
ボレロさん自身のお話かな~?などと色々想像させていただきました( ̄ー ̄)

しかし、映像にしようとすると、この話は難しいでしょうね。背景を描くには時間が短いですしね~。映画は目に見えないものはわからないですからね。すると「俺」さんの独白を映像化するのが難しい…。

インパクト勝負で、突然新幹線から飛び降りて女の子のとこまで駆けつけるとか!
…どーも安いドラマの見すぎですね。

しかし脚本を考えるって面白いですね!映画制作がんばってください。応援してまーす。
【2006/10/14 22:32】 URL | ちゃど #9CzqwTwc[ 編集]

>ちゃどさん

いやー!見ちゃいやー!と叫んでみる(笑)ちょっと、恥ずかしいっすね。俺自身の話ではないですよ。妄想ですよきっと。

背景がないのは確かに難しいんですよね。もちろん、頭の中にはあるんですけど・・・。でも、言葉で語りすぎてるところがあるんで、映像化するには、難しいし・・・って感じですね。

今は、半分諦めムードなんですが、卒業まででも良いから、頑張ります^^
【2006/10/16 01:12】 URL | ボレロ #VF9h7BGM[ 編集]















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