ADMIN TITLE LIST
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


美しく、恐ろしい世界。

ココシリ レビュー:10点中7点+

          20061210204422.jpg


チベット高原北西部に位置する、海抜4700メートルの広大な無人地帯。モンゴル語で「美しい娘」と呼ばれるその場所は、その名に違わず、原始的な自然がほぼ完璧な状態で残っている。この映画は、そのココシリで繰り広げられる、絶滅危惧種チベットカモシカを密猟者から守る男達の物語である。

物語冒頭から、衝撃的な映像で展開されるこの映画は、その真実とココシリという場所を巧みに見せる。単純な自然保護を訴える映画ではない。それ故に、男達の生きる意味、正義の価値を考える上で重要な意義を持つ映画である。

彼らが命を賭け、倫理まで逸脱して守る「ココシリ」の存在価値は何なんだろう?この映画でそこまで描かれているとは思えなかった。それを語って欲しかったという意見もある。しかし、それは映像で感じる部分でもあったのかも知れない。「ココシリ」は彼らのアイデンティティなのかも知れない。

観た人それぞれが感じる、正義の意味と生きる理由。この映画を観て感じて欲しい。正しい事が全て正しいとは限らない。その矛盾が、新たな世界を構築する。この映画はそれを感じさせる素晴らしい映画である。こういう映画をもっと知ってもらいたい。そういう機会が少ない、日本の現状は哀しいことである。

              






よろしければ、応援していただけるとありがたいですm(--)m

テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画



















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |

Design by mi104c.
Copyright © 2017 Be here now, All rights reserved.



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。