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絶望の中にある一筋の光。

リリイ・シュシュのすべて レビュー:10点中9点

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「リリィだけがリアル」

14才という不安定な時期に、何がリアルな世界を構築するのか。絶望を背負って、助けが無い世界にリアルなんていう世界が存在しているのか。人が人であるにたる理由なんて存在するのか。薄っぺらいリアルに希望なんてあるのか・・・。

嫌悪、絶望、希望?

この映画に存在している「リアル」という世界にある感情連鎖。音楽と共に紡がれる綺麗で儚い世界。それと対比した、汚く、絶望的な世界。ここまでの世界を描く、岩井俊二監督の素晴らしさ。そして、小林武史の作る音楽の世界は本当に素晴らしい。

この映画は、全ての人にお勧め出来る映画ではない。人によっては、嫌悪しか抱けない人も多いのではないだろうか。また、このある意味「リアル」を描いた世界に共感出来ない人も多いはず。私も嫌悪する場面が多くあった。それでも、イジメや自殺の「リアル」っていうのがこの世界に集約されているようで、その描き方に感嘆し、同時に、自分の中学時代を思い返し、心を抉られたような感覚に陥った。

そして、この世界に、ある種のラブストーリーのような希望の光を感じたのは私だけであろうか。最後のシーンの綺麗で何とも言えない世界。あの世界に集約されている監督の意思。絶望の中にある一筋の光のようにそれは奏でられる。この映画に秘められた想いというのは、人それぞれの解釈があるだろうが、私は素直に素晴らしいと思う。出逢えて良かった作品です。

きっと、真摯に受け止めるべき世界が其処にはある。そう思う。

              






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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画



















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